コラボヘルスにおける事業所との健診結果情報などの共有・活用について
2018年4月23日
超少子高齢社会を迎える我が国では、日本再興戦略において「国民一人ひとりの健康寿命の延伸」を目標のひとつに掲げ、”健やかに生活し、老いることができる社会”の実現を目指しています。
これを受け、経済団体、医療団体、保険者などの民間組織や自治体は互いに連携し合い、職場、地域で具体的な対策を講じることが求められています。
今後、「従業員の健康寿命の延伸」を目指すべく、事業所と健保組合との連携(コラボヘルス)をより一層推進し、効率的かつ効果的な事業の実施に向けて、健診結果などの情報を事業所と健保組合で共有・活用することとなりますので、下記のとおりお知らせいたします。
記
- 1.事業目的および内容(詳細は、添付ファイル「コラボヘルス推進のお知らせ」のとおり)
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(1)生活習慣病の予防および重症化予防を目的に以下の(1)(2)の事業を実施する。
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[1]健診結果およびリスク保有者データの共有による事後指導
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A.共同利用するデータ
- ・生活習慣病関連項目
- ・問診結果
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A.共同利用するデータ
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[1]健診結果およびリスク保有者データの共有による事後指導
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(1)生活習慣病の予防および重症化予防を目的に以下の(1)(2)の事業を実施する。
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(2)高リスク保有者に対する医療機関への受診勧奨
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A.共同利用するデータ
- ・生活習慣病の発症リスクが高い方の未受診情報(例:血圧が高く、高リスク保有判定値を上回る方で医療機関を受診していないなど)
- ※病歴などの情報は含まない。
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A.共同利用するデータ
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(2)高リスク保有者に対する医療機関への受診勧奨
- 2.共同利用する者の範囲
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- (1)事業所
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・人事部所属の保健師および産業医
- (責任者) 保健師が在籍する室またはグループの管理職
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・人事部所属の保健師および産業医
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- (2)健保組合
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・健保組合所属の保健師
- (責任者) 常務理事
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・健保組合所属の保健師
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- (3)委託先
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・保健指導時の外部委託先の健康相談員
- (責任者) SOMPOリスケアマネジメント ヘルスケア事業本部長
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・保健指導時の外部委託先の健康相談員
- 3.覚書などの締結について
- 事業所と健保組合では次の内容について契約を締結済です。
- 詳細については添付ファイルの各契約書のサンプルをご覧ください。
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- (1)健康診査および保健指導に関するコラボヘルス推進にかかる覚書
- 被保険者の中長期的な生活習慣病予防のため、健診事後フォロー並びに受診勧奨など、双方の健康管理事業の効率化及び充実化を図り、リスク保有者に対し適切なアプローチを実施することを目的とするもの。(覚書はこちら)
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- (2)健康診査および保健指導に関するコラボヘルス推進にかかる確認書
- 互いに提供される健康診断の結果が秘匿性の高い個人情報に鑑み、その提供方法や管理方法などについて合意・確認するもの。(確認書はこちら)
以上