2018年度 表彰先・助成先
2018年度表彰先(かぎん文化財団賞)
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村原 仁美(むらはら ひとみ)さん(音楽/ピアノ)
桐朋学園卒業後、英国王立音楽大学へ留学。
同大学院の演奏課程ピアノソロ専攻で優秀な成績をおさめ、帰国後は、鹿児島でのソロ活動を中心に鹿児島交響楽団との協演や自主文化事業コンサートなど数多くの演奏活動をこなしている。
また教育現場での指導やコンクール審査員として力を発揮し、今後の活躍が大いに期待される。
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鈴木 茜(すずき あかね)さん (空間造形/華道)
成城大学文芸学部芸術学科卒業。
華道家として小原流派の全国展やグループ展への発表を中心に創作活動をおこなっている。
南日本美術展では、空間造形部門に出品し2012年以降連続入賞。
主に金属を素材とし、室内外を問わない生活空間の造形作品は高い評価を受けている。
学生いけばな協議会において後進の指導に取り組み、今後の活躍が大いに期待される。
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頌峰(長谷川 頌峰)(はせがわ しょうほう)さん (伝統工芸/ガラス工芸)
1986年より鹿児島県の要請を受けて始まった薩摩切子の復元事業に、第一期生として当初から携わり、復元に大きく貢献した。
国際親善でも重要な役割を勤め、また学校で総合学習や進路学習の講演を継続的に実施し、モノづくり・後進の指導に注力している。
また新たに薩摩切子ジュエリーの制作を開始するなど鹿児島県の伝統工芸の内外への発信、文化振興に貢献し、今後の活躍が大いに期待される。
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尾塚 愛実(おづか あいみ)さん (スポーツ/デフバレーボール)
阿久根市出身。
2017年、トルコで開催された夏季デフリンピック競技大会で、女子デフバレーボール日本チームでアタッカーとして活躍し、決勝までの7試合すべてで2桁得点し、日本チーム優勝に貢献した。
高校時代の活躍で日本代表に選出され、社会人になった後も夕方母校で練習し、関東や関西での代表合宿に参加してきた。
鹿児島県のスポーツ界に貢献、今後鹿児島国体などに向け大いに活躍が期待される。
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加治屋 勝子(かじや かつこ)さん(学術/健康)
南さつま市出身。
静岡県立大学大学院生活健康科学研究科博士課程修了。
2013年鹿児島大学赴任以来、400種類以上の県産農産物の健康増進機能を分析した。
中でも「長命草」「里芋」「桜島大根」など地元産食材の研究成果を活用した商品化・製品化を実現し、販促広報活動に成果をあげた。
食品による健康増進機能の普及活動や企業とのパイプ役として注力し、地域と連携し活性化に貢献する活動で、今後大いに活躍が期待される。
- 【かぎん文化財団設立】
- 1997年3月5日
- 【設立後の表彰先数・表彰金額】(累計)2016年分を加算
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54先 2,700万円
- 【設立後の助成先数・助成金額】(累計)2016年分を加算
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428先 1億2,478万円