2017年度 表彰先・助成先
2017年度表彰先(かぎん文化財団賞)
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前田 綾子(まえだ あやこ)さん・博美(ひろみ)さん(島唄)
沖永良部島を代表する島唄者前田綾子さんとその孫博美さん。
綾子さんは自身の祖母から教えられ、受け継がれてきた島唄を孫の博美さんへ伝承。
地域で23年間島唄を指導、教え子は600名以上。孫の博美さんは「おきのえらぶ島観光親善大使」を務め、東京・鹿児島・沖縄などのイベントで島唄や沖永良部島の素晴らしさを発信している。祖母と孫が一緒に島唄の伝承・普及に努め、今後の活躍が期待される。
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木村 紀子(きむら のりこ)さん(音楽/フルート)
鹿児島短期大学音楽専攻科終了後、渡仏。フランスのコンクールで1位獲得。
帰国後「薩摩フルートの会」を立ち上げ、ソロやアンサンブル演奏会を数多く開催。
小中学校芸術鑑賞・演奏指導の他、松陽高校や鹿児島国際大学で後進の指導にも注力、今後の活躍が期待される。
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前田 真里(まえだ まり)さん(彫刻/彫塑)
鹿児島大学教育学部美術科卒。白日会会員・日展準会員。
鹿児島大学病院で勤務されながら、地道な努力を重ね、彫刻制作を続け、2013年27年に日展特選受賞。自らの作品を、善意で様々な病院に設置しやすらぎの空間を演出、多くの方々に喜ばれている。彫刻芸術の魅力を広く発信し、今後の活躍が期待される。
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濵田 倫史(はまだ ともふみ)さん(学術/医療)
鹿児島大学医学部・歯学部附属病院口腔顎顔面センター口腔外科助教。
口腔がんの初症率の高い鹿児島において、世界に先駆けて、うがい液を使った口腔がん検診法を構築。鹿児島から発信する独創的な検診法の確立を目指している。
離島やへき地の多い鹿児島においては、専門医への受診が難しくうがい液による簡単な検査法の確立は、地域貢献度が大きく、今後の活躍が期待される。
- 【かぎん文化財団設立】
- 1997年3月5日
- 【設立後の表彰先数・表彰金額】(累計)2016年分を加算
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54先 2,700万円
- 【設立後の助成先数・助成金額】(累計)2016年分を加算
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428先 1億2,478万円