熊本地震の「義援金募集」に関連して、今後、市役所等の職員や公的機関または実在するボランティア団体等を名乗って、お客様に「義援金募集」を装う電話をかけ、現金を騙し取ろうとする「うそ電話詐欺」の発生が予想されますので、被害に遭わないよう十分ご注意ください。
<ご参考>
(1)東日本大震災時の事例
- 市役所職員をかたって電話をかけ、「義援金を送る活動をしている。支払い方法は振込です。」などと言って現金を振り込ませようとしたもの。
- 公的機関のような名称をかたって電話をかけ、「避難地確保のため寄付してください。」などと言って現金を振り込ませようとしたもの。
- 被災地にいる身内を装い、電話で現金を要求したもの。
(2)熊本地震災害時の事例
- 高齢者宅に老人ホームの職員を名乗る男性から「県が運営している老人ホームの入居権があります。それを熊本の震災で困っている人に譲ってくれませんか。熊本の老人ホームが機能しなくなったので、そこに移してあげたい。権利を譲ってほしい。」などと電話があったもの。
<注意点>
- 身に覚えのない個人や団体などから「義援金募集」の電話がかかってきた時は、十分ご注意ください。
- 義援金を振込む際は、振込先がテレビ・新聞などで公表している口座情報(口座番号・口座名義)と同一であるか、今一度ご確認ください。
- 災害復興をかたった投資勧誘の電話がかかってきた時やパンフレットが届いた時は、「うそ電話詐欺」を疑ってください。
- 少しでも不審に感じたら鹿児島銀行または警察へ通報、相談してください。